目が良くなる虹彩筋トレーニング

虹彩筋とは?

虹彩筋とは、黒目のまわりにある茶色い部分のことで、茶目ともいいます。虹彩筋には、褐色または黒色の色素であるメラニンが含まれており、日本人の目が茶色なのは、メラニン色素が多いからです。白人は少ないので、青い目をしています。

虹彩筋の働きは、明暗を感じ取って、瞳孔を閉じたり開いたりすることで光の量を調整するというものです。

鏡で自分の日をのぞいて見るとわかりますが、明るい場所では瞳孔が小さくなり、暗い場所では大きくなります。このとき、瞳孔の大きさを変えているのが虹彩筋で、カメラでいうと絞りに当たります。

虹彩筋が衰えると暗がりでモノが見えにくくなる

虹彩筋は、年齢とともにだんだん衰えていきます。虹彩筋の働きがにぶくなると、ものが見えづらくなります。

たとえば、トンネルや暗い部屋に入ったとき、最初は真っ暗で周囲がよく見えませんが、目が慣れてくるとだんだん見えるようになってくるかと思います。これは、虹彩筋が瞳孔を広げて目に入る光の量を多くしているためです。

ところが虹彩筋が衰えてしまうと、光の量が同じままなので、真っ暗なままでよく見えない。ということになってしまいます。逆に暗い所から明るい所に出るときは、まぶしくて見えづらい、ということになります。

虹彩筋トレーニングで光の量を調節する力を鍛える

虹彩筋トレーニングでは瞳孔を開いたり閉じたりすることが基本です。瞳孔の開閉を繰り返すことで光の明暗を感じ取り、光の量をうまく調整できるように鍛えます。

虹彩筋トレーニング例

残像イメージ1

【1日1回】

はじめにこのトレーニングで使用する「残像イメージ画像1」(PDF)をダウンロードしてプリントアウトしてください。
→「残像イメージ画像1」をダウンロード(PDF)

zanzo1

  1. プリントアウトした【残像イメージ画像1】の絵の中心あたりを20秒ほどじっと見つめます。絵を覚えるようなつもりで。
    kousai1
  2. 20秒ほど見つめた後、目を閉じます。すると、まぶたにうっすらと残像(白黒が反転している絵)が浮かび上がってきます。
    kousai2

このように見えます

  1. 絵を20秒ほど見つめた後、目を閉じる
    kousai3
  2. すると、まぶたにぼんやりと下のような残像が浮かび上がる
    kousai4
  3. しばらくすると、まぶたに白黒の反転した絵(残像)が浮かび上がる
    kousai5

残像イメージ2

【1日1回】

「残像イメージ1」と同様のトレーニングです。

はじめにこのトレーニングで使用する「残像イメージ画像2」(PDF)をダウンロードしてプリントアウトしてください。
→「残像イメージ画像2」をダウンロード(PDF)

zanzo2

  1. プリントアウトした【残像イメージ画像2】の絵の中心あたりを20秒ほどじっと見つめます。絵を覚えるようなつもりで。
  2. 20秒ほど見つめた後、目を閉じます。すると、まぶたにうっすらと残像(白黒が反転している絵)が浮かび上がってきます。

ダブル残像イメージ

【1日1回】

はじめにこのトレーニングで使用する「ダブル残像イメージ画像」(PDF)をダウンロードしてプリントアウトしてください。
→「ダブル残像イメージ画像」をダウンロード(PDF)

zanzo3

  1. まずプリントアウトした【ダブル残像イメージ画像】の上の絵を30秒ほど見つめます。絵の中心あたりを見つめ、目線は動かさないように。
    kousai6
  2. 次に、下の絵に目線を移してじっと見つめます。絵の中心あたりを見つめ、目線は動かさないように。
    kousai7
  3. すると、下の絵の中に、上の絵(白黒が反転した絵)が入って見えます。
    kousai8
    ※残像がなかなか見えない人は、絵を見つめる時間を長くしてみてください

このように見えます

●このような絵の場合

zanz4

●このように残像が重なって見えてきます。
kousai9
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明暗トレーニング

電気スタンドをつけたり消したりして、光の明暗を切り替える力を高めます。紫外線と同じ光を出す蛍光灯は目によくないので、赤っぽい色の電球を使いましょう

【1日3セット】

  1. 電気スタンドのスイッチに手を置いてから目を閉じます。スイッチを入れたら、目を閉じたまま明かりを10秒見つめましょう。電気スタンドの明かりは絶対に直接見ないように。
    kousai15
  2. 目を閉じたまま、電気スタンドの明かりを消します。10秒経ったら、再び明かりをつけましょう。明かりをつける・消すを1セットとして、1日3セットを目安に。
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電気スタンドが無い時は・・・

  1. 晴れた日に外に出て太陽の光を浴び、目を閉じて10秒数えます。太陽は絶対に直接見ないように。
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  2. 目を閉じたまま、手で目を覆って光を完全にさえぎり、10秒数えます。1.と2.で1セット。1日3セットを目安に。
    kousai18

ピンホール眼鏡

【ピンホール眼鏡】を使って目に入る光の量を変えることで、虹彩筋をトレーニングします。

【1日1セット】

はじめにこのトレーニングで使用する「ピンホール眼鏡」(PDF)をダウンロードしてプリントアウトしてください。
→「ピンホール眼鏡」をダウンロード(PDF)
※薄い紙ですとトレーニングしにくいので、台紙に貼って、白い部分を切り取ってください。
ピンホール眼鏡

  1. 小さい穴をのぞく
    ピンホール眼鏡
    まず、【ピンホールめがね】の端を手で持って、上の小さい穴の列をのぞきながら、近くにあるものを1分間見つめてください。自然光の下でやるのがおすすめ。太陽は絶対に直接見ないように。
  2. 大きい穴をのぞく
    kousai13
    次に、下の大きい穴の列をのぞきながら、遠くにあるものを1分間見つめてください。1.と2.で1セット

コントラスト表

対照的な(コントラストの強い)色を次々と見ていくことで、虹彩筋の役割である光の明暗を切り替える力を高めます。

【1日1セット】

はじめにこのトレーニングで使用する「コントラスト表」(PDF)をダウンロードしてプリントアウトしてください。
→「コントラスト表」をダウンロード(PDF)

コントラスト表

  1. 黄色と青、緑と紫など対照的な色を組み合わせた四角が6つあります。それぞれの四角の色の明暗を感じながら、5秒ずつ順に見ていきます。
  2. 次に10秒ずつ順に見ていきます。1.~2.で1セット。
最後まで読んで頂きありがとうございます

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